この記事では、筋トレをしているとよく耳にするBCAAについて解説します!
「BCAAって、サプリ??プロテイン??」という疑問をお持ちの方も是非参考にしてみてくださいね(^^)
BCAAとは??
結論から言うと、
BCAA(Branched Chain Amino Acidの頭文字)
=必須アミノ酸
です!
これは知る人ぞ、知るという感じですね☝
よく筋肥大というと
タンパク質、タンパク質、タンパク質~~
って大抵の人が言いますが、そのタンパク質を構成している1つがこのBCAAなんです~☝
自然界に数百種類あるアミノ酸のうち、人の体でタンパク質になるのは20種類で
そのうちの9種類は体内では生成されないので、食品から摂る必要があります!
食品から摂る必要のある9種類⇒⇒必須アミノ酸です!
この9種類のうちのバリン・ロイシン・イソロイシンをBCAAと呼んでいて、プロテインはタンパク質、BCAAはアミノ酸なので、BCAAはアミノ酸のサプリメントということになります☝
バリン、ロイシン、イソロイシン⇒この3つがBCAAを構成しています!この辺は筋肉民には有名ですよね☝
リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン(トレオニン)、トリプトファン、ヒスチジンです☝
BCAAの役割
BCAAを含め、アミノ酸はタンパク質を構成している材料ですので、
・筋肉の材料となる
・筋タンパク合成を促進する→材料になるだけでなく、筋肉合成のスイッチを入れる☝
・筋タンパク分解を抑制する
・集中力を維持する
これらの役割があります。
一般的には、「タンパク質を合成する」ことで知られているアミノ酸の働きを超えて
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)として摂取することで筋肉疲労や筋損傷の緩和といった効果も多数報告され栄養学的にも優れていると考えられています。
BCAAを用いた実験
BCAAを用いた2つの実験結果をご紹介します!
20代の男女対象に5gのBCAAを飲んでからスクワット運動を行い、筋肉痛の度合いを検討する実験
⇒筋肉痛の程度が減少し、疲労物質であるアンモニアや乳酸の産生も抑えられた
BCAA摂取群とプラシーボ摂取群(BCAAとは全く関係ない物質)を比較
⇒筋損傷のマーカーであるクレアチンキナーゼや乳酸脱水素酵素の動きを観察したところ
⇒BCAA摂取群が運動2時間後から5日後まで対照群より低い値で推移した
筋肉痛が減少し、疲労物質の産生を抑えられるので
BCAAの摂取により疲労感を抑えられることによるトレーニングの質向上、筋肉合成の促進(に使うタンパク質を多く残しておける)に効果的ということですね☝
集中力の維持・疲労感の減少
BCAAには脳が感じる疲労を軽減させる働きもあります!
働き多過ぎでしょ!!笑
疲労を感じる原因の1つに、セロトニンの増加が挙げられます。
快感ホルモンのセロトニンが出るならええやん!と思うんですが、
「セロトニンが分泌されると筋収縮を起こす信号の頻度が減り、筋収縮がうまくいかなくなるという説」があります。
長時間の運動でグリコーゲンの枯渇が起こりアミノ酸の一部がエネルギーとして使われると
代謝によって生じたトリプトファンというアミノ酸の血中濃度が高まります。
血液によって脳にトリプトファンが運ばれるとセロトニンの合成を高めるとされています。
BCAAとトリプトファンは同じ仕組みを介して脳内に運ばれるので、
⇒トレーニングでBCAAが消費されることで、脳内にトリプトファンが取り込まれやすくなる
⇒BCAAをサプリメントから摂ることで、トリプトファンの脳内への流出を抑えると疲労を感じにくくなる
こういう仕組みです☝
ゴールドジムのボディビルダーはBCAAの摂取による集中力の向上を感じている人が多いですが、僕は感じたことありません笑
・「ゴールドジムのBCAAアルギニンパウダーの効果や特徴、飲んだ感想」はこちら☝
まとめ
以上がBCAAの特徴やメリットについてでした。
サプリメントとしては、まだまだ歴史が浅いですがまだまだ新たな可能性も期待されているBCAA。
皆さんも特徴を理解したうえで摂るか考えてみてくださいね(^^)
コメントを残す